六甲山に分布する花崗岩(御影石) |
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※産業技術総合研究所 地質調査総合センター
20万分の1 日本シームレス地質図より |
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御影石(六甲花崗岩) |
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住吉村(兵庫県神戸市東灘区)の荒神山から切り出され、御影港から全国に出荷、御影石と呼ばれ出した元々の花崗岩。別名、六甲花崗岩や本御影と呼ばれている。淡いピンク色が特長だ。六甲山が国立公園になり、石が切り出されなくなったので、本御影は無い。と言われていますが、六甲山麓では地中に多く眠っている。 |
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【花崗岩】(かこうがん、granite)とは、火成岩の一種で主成分が石英と長石で、他に10%程度の有色鉱物(黒雲母等)を含み全体的に白っぽく見える。花崗岩は緻密で硬い、緻密なので表面を研磨して光沢を出すと美しい表面に仕上る。また、風化が進むと構成鉱物の粗い粒子を残したままばらばらの状態になり、非常にもろく崩れやすくなる。このようにして生じた白く粗い砂を真砂土(まさど)、あるいは単に真砂という。主成分である石英は非常に風化しにくく、花崗岩がそのまま風化すると、粘土質と細かい硬粒子が混ざった真砂土と呼ばれる白から黄土色の粗い砂になる。この土が河川によって海まで運ばれると、風化に強い石英主体の砂となり白い砂浜となる。
墓石などに使われる黒御影は花崗岩ではなく閃緑岩や斑れい岩である。 |
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地中に眠るみかげ石
石の利用(大きさと品質) |