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石の銀行 甦った石たち(施工実績)
石の銀行 自然を愛する行員
 

六甲山麓南面・神戸市灘区・東灘区、芦屋市、西宮市。ここは、自然・風土の素晴しさを後背として古くから開けてきた土地柄です。
温暖な土地柄、陽光、物成りの良さから、住民に極めて居心地が良い土地であったことは言を俟ちません。

具体的には、神々の存在を感じるほどの清清しい六甲山、きらきら光る茅淳の海であり、その六甲が生み出した、清冽な水、そして、白砂の浜、そして街中の清潔な花崗岩の土壌だと思います。

それが、明治以降、阪神間屈指の大邸宅地を形成、小説家・谷崎潤一郎、洋画家・小磯良平に代表される文化もそれに付随しました。阪神間モダニズムという特別なニュアンスを醸しだしています。今でもあこがれの住宅地として人気は一番と言われています。

山は削られ、海は埋め立てられましたが、街並みはまだまだ残っています。
しかし、この街並みのキーとなる花崗岩は道路工事、マンション建設で大量に出てくるものの、今では全て廃棄処分される運命となっています。

このあたりの花崗岩は、六甲花崗岩、御影石といわれ、独特のやさしい色合い、きらめきをもっています。他産地のモノトーンとは違うものです。
切り出しはすでに禁止されており、入手は困難になって来ています。これを何とか確保・利用出来ないかということから石の銀行のアイデアが生まれました。

かつて、邸宅をつくるときは、出土する御影石をその場で、塀に、垣根に、庭石に、また、燈籠、踏み石に使用し、資源を有効活用する住民の意識と職人さんの腕が発揮されました。今にいわれる地産地消です。資源に乏しい国の昔からの知恵だといえます。

“捨てるなんて、勿体ない”というより捨てるという発想がこの国にはなかったのでしょう。昨今、エコ、温暖化防止取り組みが盛んに言われています。しかし、このあたりでは昔から、ムダを省き、自然リサイクルを実践していたのです。

どんどん出てくるものをドンドン捨てるのはもう時代遅れ。私たちは、この石を
リサイクルしようと思い、この石の銀行のシステムを作ろうと思いました。

やさしい、色合いの御影石を見直し、どんどん使用してもらう。それでこの環境を守り、景観は自然と一体になる。地域資源の利用で地域の独自性が発揮出来る。このような事ができればこんな嬉しいことはありません。

是非、活動の主旨をご理解願い、ご協力をお願いする次第です。
以上

 
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